看護師転職サイトを利用することで生じるデメリットは?

看護師転職サイトを利用することで生じるデメリットは?
Question
20代半ばの女性で、看護歴3年です。

先日、看護師の転職サイトというものを知りました。ただ、無料で使えるので怪しくも感じております。利用することでのデメリットはあるのでしょうか。

表向きには見えてこない看護師転職サイトのデメリットについて、ぜひご教示ください。

Answer
たしかに「すべてのサービスが無料で受けられる」というのは、人を不安にさせるものです。「裏があるのでは?」と考えてしまうのも無理はありません。

看護師転職サイトは、採用側である病院から「掲載料」をもらい、求人案件の無料閲覧を可能にしています。また、実際に転職が決まった時には「紹介料」が発生するケースもあります。つまり、病院から入る「掲載料」と「紹介料」が、その運営を支える2本の柱ということになります。転職サイトが無料で利用できる理由はここにあります。

必要以上に怖がる必要はありませんが、あくまでも営利目的で運営されているということは押さえておきましょう。実際、利用を増やすためにしつこく営業電話を掛けてきたり、求人情報に脚色を加えたり、といった事例もあるようです。

しつこいセールスに要注意

転職サイトに登録した途端、営業電話が掛かってくることがあります。営業担当者やキャリアコンサルタント自体に問題がある場合もありますが、看護師転職サイトの性質もしっかり念頭に置いて利用するようにしましょう。

前述の通り転職サイトは、利用者が求人元の病院に就職すると得られる「紹介料」が、その運営資金の大きな柱になっています。その実、採用側である病院が支払う紹介料は、かなりの額にのぼります。

紹介した転職者が増えるほど売上が立つことから、希望条件とはずれている職場を勧めてきたり、話を強引に進めようとしたりする担当者も、一部にはいるようです。
なお、病院に直接応募する場合はこの「紹介料」は支払わずに済みます。よって、コスト面でデメリットが生じるという見方もできます。

マキ
最近ではほとんどのサイトが「強引に転職を進めることは決してありません」と公式HPで宣言しています。
コンサルタントや支援内容が自分に合わないと感じたらサイトを即退会してしまいましょう!

ナースバンクを利用する

これら看護師転職サイトのデメリットを避けるためにはどうすればよいのでしょうか? 一つには非営利で運営されているナースバンクを利用する方法があります。

ナースバンクは看護師版のハローワークのようなもの。営利目的で運営されているものではないため、しつこい営業電話や強引に話を進める動きなどはありません。

口コミなどで評判のよい転職サイトから必要な情報は得つつ、病院へのアプローチはナースバンクを介して行う…といった使い分けをすることが、転職を成功させる秘訣です。

マキ
ナースバンクを利用する場合でも、転職サイトを上手に利用することで転職を成功させる確率を高めることが可能です。
各サービスのいいとこ取りをすることで負担の少ない転職活動を実現しましょう!
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